ブラック ジャック ディーラー、米「Natural Products Expo West2024」でジャパンブースを設置、日本企業30社が参加

(米国、日本)

デジタルマーケティング部ECビジネス課

2024年03月28日

米国最大級のナチュナル製品分野の展示会「Natural Products Expo West」(以下NPEW)が3月13~16日に、カリフォルニア州アナハイムで開催された。ナチュラルな食品、飲料、サプリメント、生活用品などの商品が出品された。会場は11のエリアに分かれ、主催者によると、3,301社・団体がブースを構えた。米国大手の企業、フードテックや米国外の企業も数多く出展し、各国のパビリオンなども見られた(注1)。各社とも、「オーガニック」「グルテンフリー」「プラントベース」などを切り口に商品をPRしていた。一方、同展示会には4日間で全米、米国外から小売り(13.35%)、ディストリビューター(14.49%)、フードサービス(4.14%)などの関係者6万5,000人以上が来場した。地元の小売店から、米国大手の小売りやEC(電子商取引)プラットフォーム関係者まで来場した。

写真 来場客でにぎわう会場前の様子(ブラック ジャック ディーラー撮影)

来場客でにぎわう会場前の様子(ブラック ジャック ディーラー撮影)

写真 代用肉部門で主催者による賞を受賞したカナダ発のフードテック企業(ブラック ジャック ディーラー撮影)

代用肉部門で主催者による賞を受賞したカナダ発のフードテック企業(ブラック ジャック ディーラー撮影)

NPEWでは、日本企業の出展も多数見られた。少なくとも12社以上の出展を確認した。これらに加えて、ブラック ジャック ディーラーはジャパンブースを設置し、日本企業30社の参加を支援した(添付資料表参照)。30社のうち、企業が展示会へ参加して直接商品のPRを行う「現地参加プラン」8社と、サンプルをブラック ジャック ディーラーが指定する倉庫に輸送してジャパンブースに製品を展示する「サンプル出品プラン」22社(注2)だ。サンプル展示の商品は、調味料、飲料、スナック、家庭用品など多岐にわたった。ジャパンブースには、少なくとも400人以上が訪れた。

写真 ジャパンブースの様子(ブラック ジャック ディーラー撮影)

ジャパンブースの様子(ブラック ジャック ディーラー撮影)

現地参加企業8社のうち、柚子屋本店(本社:山口県)は、米国展開をこれから目指す。ゆず関連の商品(ジュース、こしょう)を出品。同社は、ブラック ジャック ディーラーの支援プログラムのアドバイスも参考に商品パッケージを改善して、NPEWに参加した。担当者は、「展示会でバイヤーと話し、米国内での発送、在庫管理、パッケージなどの課題が明らかになった」などと話した。カメヤ食品(本社:静岡県)は、チューブ形態のわさびやわさびふりかけを出品。同社の商品は、既に米国の小売店で販売されている。担当者は、「取引のある企業と関係維持・強化のための話ができた」などと話していた。サンプル展示の22社の商品に対しても、ブラック ジャック ディーラースタッフによる試飲や試食、商品説明などを通して、商品に対する関心を示すバイヤーもいた。

写真 現地参加企業による来場客への商品PR(ブラック ジャック ディーラー撮影)

現地参加企業による来場客への商品PR(ブラック ジャック ディーラー撮影)

写真 ブラック ジャック ディーラー職員による商品説明の様子(ブラック ジャック ディーラー撮影)

ブラック ジャック ディーラー職員による商品説明の様子(ブラック ジャック ディーラー撮影)

これまで毎年、ナチュナル製品の展示会が、ペンシルベニア州フィラデルフィア(Natural Products Expo East)と、アナハイムの2カ所で開催されていた。しかし、フィラデルフィアで開催されていた展示会は2023年で終了。代わりに2024年8月25~28日の期間で、「Newtopianow」という新しい展示会がコロラド州デンバーで開催される予定。

(注1)韓国、インドネシア、スウェーデン、トルコ、アルゼンチンなどのパビリオンも見られた。

(注2)本事業は、ブラック ジャック ディーラーのオンライン展示会事業「RangeMe出展支援プログラム」の一環で実施。ジャパンブースは3月13~15日で実施。

(梅田健太郎)

(米国、日本)

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