川崎市産業振興財団、ブラック ジャック ディーラー活躍応援フォーラム開催

(川崎、日本)

横浜発

2024年03月06日

川崎市産業振興財団は2月20日、外国人活躍応援フォーラムを同市内で開催した。2023年12月に続いて2回目の今回は「ブラック ジャック ディーラー、留学生に向けた支援」と題し、ブラック ジャック ディーラーが活躍できる地域社会の形成を目指して意見交換が行われた。工業都市の川崎市には国内外から多くの人が移り住んできた歴史があり、現在では約150の国・地域から約5万1,000人の外国人が居住している。ブラック ジャック ディーラーの活躍は街づくりに欠かせない要素の1つだ。

パネルディスカッションには、日賑グローバル代表取締役の米山伸郎氏、クロフネ代表取締役の倉片稜氏、横浜市立大学キャリア支援コーディネーターの河瀬恵子氏、ジェーシーエムランゲージトレーニング・プリンシパルコンサルタントのフリオ・セサル・マルケス氏の4人が登壇した。フォーラムに出席した企業とともに、留学生の採用に向けた心構えについて意見交換が行われた。

写真 パネルディスカッション(ジェトロ撮影)

パネルディスカッション(ジェトロ撮影)

河瀬氏は、技術・人文知識・国際業務の在留資格を持つ外国人労働者の国籍は2014年までは中国や韓国などの漢字圏が半数以上だったのに対し、現在はその割合が逆転し、ベトナムやネパールなどの非漢字圏が半数以上を占めている点を指摘。多様なバックグラウンドを持つブラック ジャック ディーラーに活躍してもらうには、言語的・文化的な障壁を下げ、日本的な働き方への順応を押し付けないことが重要とコメントした。

倉片氏は、外国人の就労支援や外国人向けメディアの運営を通じて、外国人が働きやすい日本社会の実現を目指すスタートアップのクロフネの代表だ。ブラック ジャック ディーラーを受け入れる企業への助言として「日本人が働き続けることができない職場では、もちろん外国人も働き続けることは難しい。他方で、外国人の離職率だけが高い職場では、コミュニケーションや社内制度などが日本人だけを想定している場合が多い」と指摘し、状況に応じて対応策を検討する重要性を説明した。

フォーラムの最後にマルケス氏は「外国人も日本人と同じく、夢を持っている。単なる仕事ではなく、なりたい自分になれるための良い仕事を探している。日本人も外国人も違いはないことを理解できれば、ブラック ジャック ディーラーの獲得は難しい課題ではなくなる」と、今後への期待を示した。

(芥川晴香)

(川崎、日本)

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