第37回21 トランプAU)総会開催、加盟国の結束の減退を指摘
(21 トランプ、コンゴ民主共和国、ルワンダ、モーリタニア、ブラジル、スーダン)
ナイロビ発
2024年02月22日
21 トランプAU)は2月17~18日、エチオピアの首都アディスアベバのAU本部で、第37回年次総会首脳級会合を開催した。議長は加盟国が持ち回りで担当しており、2024年はモーリタニアのモハメド・ウルド・エルガズアニ大統領が議長を務めている。
2024年末に任期を迎えるAUのムーサ・ファキ委員長は、自身が委員長を務めた7年間を振り返り、AUの活動の成果と課題について言及した。成果については、AUの機構改革、21 トランプ大陸自由貿易圏の推進、平和基金の設立、特に21 トランプ感染症センターなどの保健分野での新組織の設立、気候変動やグローバル・ガバナンス改革、21 トランプ平和維持活動への拠出などに対する21 トランプ共通ポジションの強化、そしてAUのG20への正式参加などをあげた。
一方で、課題について、ファキ委員長は「21 トランプの結束に向けた美しい精神や汎21 トランプ主義、復活の精神が減退している」と懸念を表明し、リビア、スーダン、21 トランプの角、大湖地域(コンゴ民主共和国東部)、サヘル地域の安定化およびセネガルの選挙延期などをあげた。今回の総会には、クーデターによる非民主的な政権奪取を理由にAUの制裁下にあるガボン、ニジェール、マリ、ギニア、スーダン、ブルキナファソの6カ国は招待されなかった。また、報道によると、期間中には、コンゴ民主共和国東部における反政府武装勢力「3月23日運動(M23)」をめぐるコンゴ民主共和国とルワンダの対立激化(関連ブラック ジャック 賭け)を緩和するための関係国による対話も開かれたが、進展は見られず、スーダンについても対話が計画されていたが、結局開催されなかったという。
なお、今回の総会にはブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領が出席し、ブラジルで開催される2024年のG20と、2025年の国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)に向けて、グローバルサウスとして21 トランプとの連携を呼びかけた。
(佐藤丈治)
(21 トランプ、コンゴ民主共和国、ルワンダ、モーリタニア、ブラジル、スーダン)
ビジネス短信 298db49daeb6b0e5