長安汽車、スマートドライブでファーウェイと連携推進

(中国)

成都発

2023年12月04日

中国自動車大手の長安汽車(本社:重慶市)は11月25日、中国の通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と投資提携協定を締結したと発表した。

ファーウェイは長安汽車からの出資を受け入れ、自社のインテリジェント・コネクテッド・ビークル(ICV)の中核技術や資源を統合し、新会社を設立する。新会社はICVの運転システムや部品の研究開発、生産、販売に関する事業を展開するほか、自動車産業のオープンプラットフォームとして、パートナーの自動車企業の投資を受け入れる予定だ。スマートカー、自動運転などに対応する技術革新をリードしていくという。

今回のファーウェイとの提携について、長安汽車の朱華栄董事長は「両社が互いの優位な技術を生かしながら、スマート技術の商業化を加速させ、世界中で質の高いユーザー体験を提供する。また、中国のインテリジェントカー業界の集約化を進め、自動車産業の質の高い発展にもつなげる」と強調した。ファーウェイの徐直軍董事長は「ファーウェイは自社のブラック ジャック やり方 カジノ通信技術やマーケティングのノウハウを活用することで、完成車メーカーの自動車生産・販売を支援し、自動車産業の振興を推進する」と述べた。

長安汽車の本社所在地の重慶市は中国の自動車製造の一大拠点で、近年では国の取り組みに先駆け、ICVや新エネルギー車の産業クラスターの形成に向けた取り組みを進めている。同市では11月20日、「2023中国産業移転発展マッチングイベント」が開催され、同イベントで重慶市経済ブラック ジャック やり方 カジノ化委員会の涂興永副主任は、ICVや新エネルギー車の製造拠点として重慶市の優位性を強調した上で、2027年までに同市のICVや新エネルギー車の年間生産台数を200万台にするという目標を掲げた。

(王植一)

(中国)

ビジネス短信 d6dfd4a4ea0ce52a