日本養殖魚類輸出推進協会が香港で初のイベントを開催
(香港、日本)
香港発
2023年12月20日
日本養殖魚類輸出推進協会は12月9日、香港で初のイベントとなる試食会を開催した。同協会は、養殖ブリと真鯛(マダイ)の輸出を促進するために2022年3月に設立され、2023年11月に、農林水産省より輸出促進法に基づく認定品目団体(農林水産物・食品輸出促進団体)に認定された。
試食会は、香港の中心地である中環に店を構える現地の和食料理店「Kyoto Joe」で開催された。水産関係の事業者、ホテルのシェフなどが集まり、福岡から直行便で香港に空輸された、鹿児島県東町漁協の「鰤王」と「鯛王」の試食が提供された。
同協会の木内瑛事務局長補佐は「本日はイベント試食会を通して、日本産養殖魚ブリ、真鯛をもっと知っていただき、日本の養殖魚のおいしさを分かっていただき、これからも日本からたくさん輸入していただきたいと願っております」とあいさつした。
参加した現地事業者からは「今は他国の水産物を卸しているが、高級な日本産水産物に興味があって参加した。今後取り扱えるものがあるか検討したい」とのコメントがあった。
(山崎裕介)
(香港、日本)
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