ハマスに拘束されている人質の解放を求め、テルアビブで連日デモ

(イスラエル、パレスチナ、米国)

テルアビブ発

2023年11月07日

イスラエルの「タイムズ・オブ・イスラエル」紙(11月5日)によると、11月4日夜に、数千人がテルアビブ中心部の広場に集まり、ガザでハマスの人質となっている数百人の家族への支持を表明した。その直後、ガザからテルアビブやその近隣都市に向けてロケット弾が発射されたが、負傷者は出なかったもようだ。

同紙の別の記事(11月3日)によると、3日にも、数千人がテルアビブのイスラエル国防省本部前で抗議活動を行った。同記事によると、人質の家族は、無期限で抗議活動を継続するとし、人質が解放されるまで停戦はせず、ガザへの人道支援も行わないよう求めたという。

ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、11月3日のアントニー・ブリンケン米国務長官との会談後に、イスラエル人の解放を伴わない戦闘の一時停止を拒否するとの声明を発表している(2023年11月6日記事参照)。

イスラエル国防軍(IDF)によると、11月3日現在、ハマスに拘束された人質の数は241人となっている。

イスラエルとハマスの衝突の詳細については特集を参照。

(アンナ・ジュコブ、中溝丘)

(イスラエル、パレスチナ、米国)

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