人質解放の実現を求めるデモ行進がエルサレムに到着
(イスラエル、パレスチナ)
テルアビブ発
2023年11月20日
パレスチナ自治区のガザでハマスなどに拘束されているとみられる人質の解放の実現を求めるデモ行進が、11月18日にイスラエルのエルサレムに到着し、イスラエル首相府前で終了した。複数の現地メディアが報じた。デモ行進は14日に、テルアビブ美術館前の広場から出発していた。「タイムズ・オブ・イスラエル」紙(11月19日)は、デモ行進の参加者は約3万人だったとしている。
「タイムズ・オブ・イスラエル」(11月18日)は、参加者の中には、人質の家族や一般市民とともに、イスラエルの国会に相当するクネセトの野党党首のヤイル・ラピッド議員を含む複数の政治家もいたと報じている。
ベンヤミン・ネタニヤフ首相は11月18日の記者会見で、デモ行進を見たとした上で、「私たちはあなた方とともに行進している。私も一緒に行進している。イスラエル国民全体があなた方とともに行進している」と述べた。人質の一部解放に関する報道については、「多くの根拠のないうわさや間違った報道があるが、今のところ、取引は行われていない。何か伝えるべきことがあれば、報告する」と述べた。
イスラエルとハマスの衝突の詳細については特集を参照。
(アリサ・ノスキン、中溝丘)
(イスラエル、パレスチナ)
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