イオンモール3店舗で日本食フェア開催、家族連れを中心に盛況
(カンボジア)
プノンペン発
2023年11月22日
ブラック ジャック 必勝 法は11月2~12日、カンボジア・プノンペン市内のイオンモール3店舗(注)で、日本産食品フェア「ジャパン・フェア2023」を開催した。菓子類や飲料(酒類を含む)をはじめ、インスタント食品、野菜や果物、和牛など、日本各地から集まった278商品が並び、そのうち新規商品が7割を占めた。
期間中は特に平日夕方や週末に客足が集中し、小さい子供を連れた若い夫婦や、祖父母も加えた3世代で会場を訪れる家族連れが目立った。手に取った商品を迷わず、かごに入れる買い物客も多く、かごいっぱいに商品を入れた買い物客からは「日本製品の質を信用している」「親戚や友人から日本製品を勧められている」といった声が聞かれた。売れ筋は菓子が中心で、子供向けの駄菓子類も人気を集めた。
ジャパン・フェアの開催は2023年で5回目となる。日本食への信頼は高いが、みそやようかんなど、一見パッケージを見ただけでは、味や食べ方がわかりにくい商品も多い。そこで、今回は試食や体験などを通じて商品を知ってもらう企画を多く実施した。その結果、特にふりかけや麦茶、魚のつくだ煮は、試飲・試食者のうち約2割が購入に至った。カンボジアの主食であるコメとの相性の良さが人気につながったとみられる。
会場内には巻き寿司(ずし)体験コーナーも設置し、約600組の親子連れを中心ににぎわった。週末にはマグロやサーモンの解体ショーを行い、刺し身をその場で販売した。日本食における寿司・刺し身人気に加えて、「大きい魚をあまり見たことがない」とカメラを向ける人々のにぎわいも相まって、切り身が次々と売れた。
同フェアのサポートにあたって出張参加した日本の自治体担当者らは、買い物客の生活水準や購買力の高さに驚くとともに、「来年以降も継続してカンボジアでのPRに力を入れていきたい」と意気込みを語った。
2023年4月にオープンしたイオンモール3号店は、カンボジアの消費市場の成長性に鑑み、ASEANで最大規模を誇る店舗を構えている(関連ブラック ジャック オンライン)。
(注)イオンモール・プノンペン(2014年オープンの1号店)、イオンモール・センソックシティ(2018年オープンの2号店)、イオンモール・ミエンチェイ(2023年オープンの3号店)の3店舗。
(藤田奈緒)
(カンボジア)
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