イエメンの武装組織フーシ派が日本企業の運航船を拿捕

イスラエル首相府は11月19日の声明で、英国企業が所有し、日本企業が運航している貨物船が、イランが支援するイエメンの武装組織のフーシ派によって拿捕（だほ）されたことを明らかにした。貨物船には、ウクライナ人、ブルガリア人、フィリピン人、メキシコ人ら25人が乗船しているが、イスラエル人は乗船していないとした。

米国の「PBSニュースアワー」（11月19日）によると、フーシ派は声明で「（敵である）イスラエルに属する船、あるいはイスラエルと取引する船はすべて、合法的な標的になる」と述べたとしている。

日本郵船は11月20日、同社が英国のGalaxy Maritimeから借り入れた自動車専用船「ギャラクシー・リーダー」が、インドに向かってイエメンのホデイダ沖付近を航行中に拿捕されたと発表した。また、松野博一官房長官は11月20日の記者会見で、国土交通省、外務省などがブラック ジャック サイト収集を進めつつ、イスラエル、サウジアラビア、オマーン、イランなど関係国とも連携しながら、当該船舶および船員の早期解放に向けて取り組んでいると述べた。

イスラエルとハマスの衝突の詳細については特集を参照。

（中溝丘）