ベルリンで欧州最大級のアルコール見本市のBCB開催
(ドイツ、日本)
ベルリン発
2023年10月19日
ドイツ・ベルリンで10月9~11日、バー・アルコール飲料見本市「バー・コンベント・ベルリン(BCB)」が開催された。同見本市は欧州最大級の酒類専門見本市で、47カ国・地域から544事業者が出展した。来場者は、酒類インポーター、レストラン関係者やバーテンダー、小売業者などを中心に、91カ国から1万4,755人にのぼった。主催者によると、前回(関連ブラック ジャック カード)よりも来場者の出足が良く、初日から来場者予想数を超え、最終的な来場者数は前年比で18%増となった。
日本からは、国税庁が日本産酒類のブラック ジャック 必勝 法販路拡大支援として、ジャパンパビリオンを出展し、日本酒、焼酎、泡盛、リキュール、ワイン、日本産の酒類を使ったカクテルなどを紹介した。また、チョーヤ梅酒、サントリーなどの日系大手のブースも存在感をアピールした。日本産酒類の人気の高まりを受け、国・地域別の出展者数では日本がアジアから唯一、上位10カ国にランクインした。
出展企業からは「有力な専門見本市で、新規顧客を獲得できた」「展示会を通じて、自社ブランドのアピールができ、今後の商品開発に役立つ意見を得られた」という声が寄せられた。
国産クラフト・ジンのアレンビック(石川県)と共同出展した、国産クラフト・ラム酒を出品した天神村醸造所(愛媛県)代表取締役の亀岡晶子氏は「ホワイトラムを珍しがるバイヤーも多く、サトウキビ搾汁液からできたラムが好評だった」と語った。同社はジェトロの農林水産・食品分野の輸出専門家支援を受けており、「商談もほぼ目標値に届き、手応えを感じている」と述べた。
来場したバイヤーからは、「より品質の高い、製造方法にこだわりのある酒を探している」「持続可能性の取り組みをアピールする商品・企業が増えている」「カクテルに合う新しいタイプのリキュールを探している」とのコメントがあり、新たな商品を見つけようとするバイヤーでにぎわっていた。
次回のBCBは、2024年10月7~9日に開催の予定。
(佐藤由美子)
(ドイツ、日本)
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