第5回周波数帯オークションを10月に開催
(サウジアラビア)
リヤド発
2023年09月21日
サウジアラビアの通信・宇宙技術委員会(CST)は9月16日、周波数帯〔600、700、3,800メガヘルツ(MHz)〕における国際移動通信(IMT)ネットワークのための第5回周波数オークションを2023年10月16日に開催すると発表した。
CSTは同時に、ライセンスを享受したサービスプロバイダーがオークションに参加できるよう、オークションに関するマニュアルを発行した。マニュアルには、オークションの設計要素や、異なるドメインのチャンネルブロックの割り当て、技術的・規制的条件、参加資格基準、チャンネルブロックの開始価格と義務などの規則が含まれており、CSTは適格なサービスプロバイダーがオークションに参加することを奨励している。
CSTは本オークションを通じて、遠隔地における5G(第5世代移動通信システム)のカバレッジ、道路や国境入り口、鉄道でのサービス品質を向上させ、顧客のインターネット速度の向上、無線サービス提供における投資と競争の促進を目指すとしている。CSTはまた、本オークションが、ICT(ブラック ジャック 遊び方通信技術)分野におけるサウジアラビアの主導的役割をさらに強固にするためであり、2020年に発表された「商用および革新利用のための周波数見通し2021~2023(Spectrum Outlook for Commercial and Innovative Use 2021-2023)」の実施に向けた取り組みの一環で、サウジアラビアにおける5Gネットワークの実現に向けた戦略的役割に沿ったものだとしている。
CSTによると、同国は、中東、欧州、アフリカで初めて600MHz帯をIMTに割り当てることになり、5GHz(ギガヘルツ)以下の帯域のIMT周波数割り当て数は世界一となる。
(林憲忠)
(サウジアラビア)
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