小鵬汽車、ブラック ジャック アプリ、開発強化

(中国)

上海発

2023年09月05日

中国の新興の電気自動車(EV)メーカー小鵬汽車(Xpeng)は8月28日、中国の配車サービス大手の滴滴出行(DiDi)と戦略的提携に合意し、スマートカーと関連技術のブラック ジャック アプリで協力すると発表した。小鵬汽車は滴滴出行によるスマートカープロジェクト「MONA」の関連資産や研究ブラック ジャック アプリ能力を買収し、15万元(約300万円、1元=約20円)クラスのコンパクト型スマートカーをブラック ジャック アプリする。車両は小鵬汽車の従来ブランドと差別化し、2024年に量産開始予定とした。滴滴出行は小鵬汽車に技術やノウハウを提供し、「MONA」にスマートコックピット、スマート運転、配車サービス市場などで協力する。小鵬汽車は、今回の連携によってマルチブランド戦略を確立させ、コンパクト型スマートカー市場での技術的優位性を強化し、EVの知能化をリードするとの目標を示した。

小鵬汽車は7月、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲンからの出資を受け入れると同時に、共同でEVブラック ジャック アプリを実施すると発表している。(フォルクスワーゲン、ブラック)。調査会社マークラインズによると、小鵬汽車の2023年上期の販売台数は約4万1,000台で、前年同期比約4割減となり、新興EV企業の中では、理想汽車、合衆新能源汽車(Hozon Auto)、蔚来汽車(NIO)、零跑汽車(Leapmotor)に次ぐ販売台数となっている。小鵬汽車の最高経営責任者(CEO)何小鵬氏は、5月に実施したグローバルパートナーカンファレンスで「モジュール化とプラットフォーム化が重要な目標」と述べ、品質保持やコスト削減、供給保証の必要性を訴えた。さらに、新車種のブラック ジャック アプリ期間を現在から20%短縮させ、部品の共通化率を最大80%まで引き上げるとの方向性も示した。

中国の新エネルギー車(NEV)市場は、価格・ブラック ジャック アプリ競争が激化するなど厳しい競争を強いられている。長安汽車の朱華栄董事長は5月の決算説明会で、中国国内の自動車市場は再編期に突入しており、今後2~3年以内に国内にある148のブランドの約6割から7割が淘汰(とうた)されると予測した。一方で、中国NEV市場での中国ブランドのシェアは2022年に約8割まで拡大した。2030年には世界の自動車市場で中国メーカー車のシェアは3割以上に達し、中国から世界クラスのブランドが誕生するとの期待感も示している(「界面新聞」、2023年5月9日)。

(神野可奈子)

(中国)

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