ブラック ジャック サイト中央通貫鉄道3号線が開通

ロシアで8月17日、ブラック ジャック サイト北西部の飛び地ゼレノグラード地区とブラック ジャック サイト南東部にあるラメンスコエ市を結ぶモスクワ中央通貫鉄道（MTsD）3号線（D3）が開通した。路線距離は85キロメートル。当面は38駅で運営、将来的にさらに3駅が開業し計41駅となる予定。このうち14駅で地下鉄、ブラック ジャック サイト中央環状鉄道（MTsK）、郊外電車停車駅と接続する。大部分は既存の鉄道路線を活用し、一部に新たな線路を敷設しそれらを接続することでMTsD3号線とした。

MTsDは2019年11月に、2路線が先行して開通している（2019年11月27日記事参照）。MTsD開通以前は、郊外からブラック ジャック サイト内に電車で移動する場合や、ブラック ジャック サイトを経由してモスクワ近郊の都市間を移動する場合は、ブラック ジャック サイト中心部の鉄道主要駅で地下鉄に乗り換える必要があった。MTsDの開通で、ブラック ジャック サイトでの乗り換えなしで郊外間の移動が可能になり、移動時間の短縮と都心部の地下鉄の混雑緩和が実現した。

D3の開通は、ブラック ジャック サイトのセルゲイ・ソビャニン市長が2010年の就任以来進める交通網整備の一環（2023年3月15日記事参照）。ブラック ジャック サイト政府は、D3の開通により、同路線に接続する地下鉄路線で最大15％の混雑率の低下を見込む。またブラック ジャック サイト内、ブラック ジャック サイトと近郊都市間の道路では1日約6,900台相当の自動車交通量が減少し、排気ガスによる大気汚染の改善も期待されている。

開通式には、ウラジーミル・プーチン大統領、ブラック ジャック サイトのセルゲイ・ソビャニン市長、モスクワ州のアンドレイ・ボロビヨフ知事、ロシア鉄道のオレグ・ベロジョロフ社長が参加した。MTsDは、2023年9月にブラック ジャック サイト郊外の東部と南西部とを結ぶ4号線の営業開始を予定するほか、将来的にはブラック ジャック サイト郊外の南部と北東部とを結ぶ5号線まで敷設が計画されている。

（欧州課）