タイ水産局、ALPS処理水放出に関するコメント発表

タイ農業協同組合省水産局（DOF）は8月28日、日本のALPS処理水海洋放出に関するコメント（お知らせ）を発表した（仮訳は添付資料を参照）。コメントの要旨は次のとおり。

• 日本からの輸入水産物の監視策として、ランダム検査を強化し、タイ原子力庁の協力の下、輸入水産物の放射性物質の検査を厳格に行う。
• 食品中の基準値以上の放射性物質を検出した場合は、直ちに回収または輸入を停止する。

8月25日には、タイ保健省食品・医薬品局（FDA）がDOFなどと協力して放射性物質の検査を行うことや、消費者に不安を持たないよう呼びかけるプレスリリースを発表していた（関連オンライン ブラック ジャック）。

（谷口裕基）