成都市でパンダ国際美食フェアが開催
(中国)
成都発
2023年08月14日
8月1日から6日まで、中国の四川省成都市で「2023年成都パンダ国際美食フェア」(以下「フェア」)が開催された。フェアには、日本のほかに、マレーシア、カナダ、チリ、韓国、イスラエル、シンガポール、オーストラリアが参加した。フェアの期間中は、各国の総領事館が成都市内にある自国の料理店と各店のおすすめ料理を紹介した。また、成都市内の観光地に特設ブースを設置し、日本、マレーシア、カナダ、韓国、イスラエルが日替わりで各国の食と文化を紹介した。
5日は「ジャパンデー」で、和食レストランチェーン店、ビールメーカー、日本産のコメと日本酒のインポーター・卸売業者、和菓子店が出展した。試食・試飲を実施し、来場者に商品をPRしながら販売を行った。会場内のステージでは、高田真里駐重慶日本総領事が成都市内の和食レストランをショート動画で紹介しつつ、日本食の特徴について解説した。そのほか、日本政府観光局成都事務所による日本の観光案内や、生け花の実演、和菓子作りなどが行われた。
ジャパンデーには約2,000人(推計)の来場者が訪れた。来場者からは、「総領事の成都市内和食レストランの紹介がたいへんおもしろく、紹介されたレストランにぜひ行きたくなった」「和菓子はとてもきれいで、ブラック ジャック オンラインだけで楽しかった」との声が寄せられた。出展者からは、「会場が観光地内にあり、来場者の多くが観光客だった。物販よりも認知度向上を目的としており、成果としてはまずまずだった」「来場者の多くは日本酒を飲みなれていないようで、果実酒を好んでいた」との声が聞こえた。
成都市内には約1,500店の和食レストランがあるが、2023年4月以降、多くの和食レストランの売り上げが落ち込んでいる。今回のジャパンデーのような機会を通じて、より多くの消費者に日本食を知ってもらい、体験してもらうことにより、成都市における日本食レストランの売り上げ回復につながることが期待される。
(内田剛)
(中国)
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