ジェトロ、ブラック ジャック 攻略

ブラック ジャック 攻略は7月27日、模倣品・海賊版に対するブラック ジャック 攻略への啓発を目的として、首都ニューデリー近郊のアミティ大学ノイダ校で、模倣品対策啓発ワークショップを開催した。ジェトロはインドでの模倣品・海賊版対策として、税関や警察など政府職員を対象とした啓発活動は行ってきたが、主要な消費者層に今後なっていく学生向けのワークショップを実施したのは今回が初めてだ。キヤノンシンガポール、キヤノンインディア、バンダイナムコインディア、ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアの日系企業各社の協力の下、理学部やマーケティング学部、法学部などに所属する大学生約150人がワークショップに参加した。

ワークショップでは、日系企業が産業界と消費者それぞれにとっての正規品の意義や、模倣品・海賊版が消費者にもたらす健康・安全上のリスク、本物と偽物の判別方法などについて説明した。対話形式のセッションでは、日系企業から参加者に対して、本物と偽物のどちらを購入したいかという質問や、正規品を見分けるクイズを行った。参加した学生は積極的に模倣品に関する意見や見解を日系企業に提供していた。

ブラック ジャック 攻略では、Eコマース拡大に伴い、実店舗での模倣品・海賊版が摘発されにくくなったことで、従来よりも非正規品が市場に出回りやすい状況が生まれているとされる。警察や税関は模倣品・海賊版対策に取り組んでいるものの、被害拡大を抑えるには、一般消費者の知的財産権保護への理解が欠かせない。ワークショップ後、参加学生からは「日系企業の話を直接聞く良い機会だった。今後も同様のワークショップに参加したい」という声があった。

（ジェニカ・カルラ、渡部博樹）