香港の水産物輸入禁止計画、規制対象地以外の水産物は、東京・豊洲市場など経由でも規制対象外

(香港、日本)

香港発

2023年07月20日

※本ブラック ジャック サイトは執筆時点のものです。香港政府が8月23日に公表した内容については、824日付ビジネス短信「処理水放出に伴い10都県の水産物輸入禁止措置開始を発表」をご確認ください。

香港政府食物安全中心(CFS)は7月14日、日本が東京電力福島第1原子力発電所のALPS処理水の放出を開始した場合の水産物輸入禁止計画(関連ブラック ジャック ルール)について、よくある質問(FAQ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)を公表した。

FAQによると、今回の規制対象の10都県(注)以外を産地するとする水産物(例えば、北海道産や九州産)が規制対象地域内の東京の豊洲市場や羽田空港を経由したとしても、規制の対象にはならないとされた。

なお、水産物の缶詰や一夜干しなどの加工品も規制の対象となる。ラベルやパッキングリストなどで原産地を判断することになるため、規制対象の10都県以外を産地とする水産物を10都県で加工した商品などについては、原産地の記載がどのようになっているかにも注意が必要となる。

FAQは状況の変化などに合わせて随時更新されるため、輸出入の前に最新ブラック ジャック サイトを確認することが重要となる。

(注)規制対象となる10都県は、東京、福島、千葉、栃木、茨城、群馬、宮城、新潟、長野、埼玉。

(山崎裕介)

(香港、日本)

ビジネス短信 cf66b22854ed793e