米ロサンゼルス市でアニメエキスポが開催、ギャンブル ゲーム 無料は「JAPAN STORE」ブースを初出展

(米国、日本)

ロサンゼルス発

2023年07月14日

米国ロサンゼルス市で2023年7月1~4日、「アニメエキスポ2023外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」が開催された。同展示会には、例年500人の著名なゲスト、350を超える出展者など35万人が参加している。今回は60を超える国から参加があり、入場チケットは完売、会場内の各イベントでは満席が続く大盛況となった。

ギャンブル ゲーム 無料は、このアニメエキスポに初出展した。日本企業の販路開拓支援のために米国や英国のアマゾンに設けている専用サイト「JAPAN STORE外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」のブースを構え、食品、雑貨・ホビー、ファッションなど計38社、94商品を出展した。各商品はアマゾンのアトリビューションタグ(注)付き2次元QRコードとともに展示され、オフラインからオンラインへ顧客を誘導する取り組みが行われた。その場で簡単にアマゾンから商品を購入できることが来場者に好評で、普段はオンライン販売のみの商品を、実際に手に取ることや試飲・試食することが、購入をうながすこととなった。また、アニメグッズをきっかけに「JAPAN STORE」のブースに来客した参加者は、アニメコラボグッズ以外の日本製品の購入もしていた。来場者から特に高い関心を得た商品は、アニメキャラクターの木製組み立てパズル、セラピーロボット、抹茶、猫柄の皿、菓子ボックス、辛い調味料だった。また、「JAPAN STORE」ブースの日本人スタッフによる各商品紹介や日本文化の体験イベントも、参加者が立ち寄ることにつながった。

「JAPAN STORE」では、出展商品の認知度を高めるため、インスタグラムを使用した広報活動も初めて行われた。最高11万3,000件のフォロワーを持つインフルエンサーを筆頭に、7人のインフルエンサーが「JAPAN STORE」の商品やブースについて投稿した。ブース内では国際交流基金(JF)、国際観光振興機構(JNTO)、ジャパン・ハウス、在ロサンゼルス日本総領事館と連携し、日本文化への理解を高める広報も行われた。

写真 「JAPAN STORE」ブース(ギャンブル ゲーム 無料撮影)

「JAPAN STORE」ブース(ギャンブル ゲーム 無料撮影)

写真 インフルエンサーによる撮影写真(ギャンブル ゲーム 無料撮影)

インフルエンサーによる撮影写真(ギャンブル ゲーム 無料撮影)

注目度が増すアニメエキスポ

アニメエキスポは全米で最大規模のアニメ展示会として知られており、近年ではアニメ声優、歌手、ダンスグループ、日本人アーティストが日本から参加し、これらのゲストを招いたパネルディスカッションや、サイン会、新作アニメーション映画の上映が行われている。2023年も例年どおり、ステージではアニメーション関連のニュースや新作ゲームの発表が行われた。バンダイナムコエンターテインメントは「呪術廻戦」ゲーム制作の発表のほか、「呪術廻戦エクスペリエンス」と題した、同作品のバトルを体感できるブースを出展した。

米国にまだ拠点がない日本からの出展者や初出展の企業もみられた。フィギュア製品の販売で初出展した事業者は「5カ月という短い準備期間ではあったが、来場者の感触は良かった。展示会で期待していた効果は得られたと思う」と述べた。また、「消費者向けの展示会だが、ブースにはBtoBの来客も数社あり、ビジネス商談ができた」という声もあった。次回のアニメエキスポ開催は2024747日を予定している。

(注)アトリビューションタグとは、該当商品の商品ページへのアクセス元をトラッキング可能とする特定のURL(タグ)を指す。SNSなどのマーケティングチャンネルから、タグを通して消費者をアマゾン内に流入させることで、アマゾン外でのプロモーション効果を測定可能。タグ経由の商品購入については、「ブランド販売ボーナス」(アマゾンの販売手数料が一部割引される)を獲得できる。

(サチエ・ヴァメーレン、石黒誠也、小林京瑞)

(米国、日本)

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