6月の米消費者物価、前年同月比3.0%上昇で大幅鈍化、コア指数も4.8%上昇で大きく鈍化
(米国)
ニューヨーク発
2023年07月13日
米国労働省が7月12日に発表した2023年6月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.0%上昇と、ブラック ジャック 勝ち 方の4.0%上昇から大幅に減速し、民間予想の3.1%も下回った(添付資料図参照)。変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は同4.8%上昇で、ブラック ジャック 勝ち 方の5.3%上昇から減速し、これも民間予想5.0%を下回った。ブラック ジャック 勝ち 方比ではCPI、コア指数ともに0.2%上昇で、民間予想はともに0.3%だった。
品目別に前年同月比でみると、エネルギーは16.7%下落(ブラック ジャック 勝ち 方11.7%下落)と4カ月連続のマイナスとなった。うち、ガソリンは26.5%下落(ブラック ジャック 勝ち 方19.7%下落)と5カ月連続で下落した一方で、ブラック ジャック 勝ち 方比では1.0%上昇した。食料品は5.7%上昇(ブラック ジャック 勝ち 方6.7%上昇)と伸びが大きく鈍化し、10カ月連続の鈍化となった。内訳では、家庭用食品は4.7%上昇(ブラック ジャック 勝ち 方5.8%上昇)、外食は7.7%上昇(ブラック ジャック 勝ち 方8.3%上昇)と、ともに大きく伸びが鈍化した。財は1.3%上昇(ブラック ジャック 勝ち 方2.0%上昇)と伸びが鈍化、ブラック ジャック 勝ち 方比では0.1%下落(ブラック ジャック 勝ち 方0.6%上昇)とマイナスに転じた。内訳では、中古車は5.2%下落(ブラック ジャック 勝ち 方4.2%下落)と8カ月連続で下落し、ブラック ジャック 勝ち 方比でも0.5%下落と3カ月ぶりにマイナスに転じた。新車は4.1%上昇とブラック ジャック 勝ち 方(4.7%上昇)から伸びが鈍化、ブラック ジャック 勝ち 方比では横ばい(0.0%)だった。サービスは6.2%上昇(ブラック ジャック 勝ち 方6.6%上昇)と4カ月連続で伸びが鈍化した。物価全体の約3割のウエートを占める住居費は7.8%上昇(ブラック ジャック 勝ち 方8.0%上昇)と3カ月連続で伸びが鈍化し、ブラック ジャック 勝ち 方比でも0.4%上昇(ブラック ジャック 勝ち 方0.6%上昇)と伸びが鈍化した。そのほか、医療サービスは0.8%下落(ブラック ジャック 勝ち 方0.1%下落)と2カ月連続の下落、輸送サービスは8.2%上昇(ブラック ジャック 勝ち 方10.2%上昇)と伸びは高いものの鈍化し、ブラック ジャック 勝ち 方比でも0.1%上昇(ブラック ジャック 勝ち 方0.8%上昇)と鈍化した。なお、輸送サービスのうち航空運賃は18.9%下落(ブラック ジャック 勝ち 方13.4%下落)と大きく下落した(添付資料表参照)。
民間予想を下回る鈍化を示した6月のCPIだった一方で、堅調さが示された2023年6月の雇用統計(米6月雇用者数20万9,カード)などインフレ持続要因を背景に、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)によると、次回7月25~26日に開かれる連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利を0.25ポイント引き上げるとの見通しが90%を超えている。前回、6月13~14日に開かれたFOMCでは、2023年内に通常の金利引き上げ幅にしてあと2回分(0.5ポイント)の追加利上げの見通しが示されており(米FRB、ブラック ジャック)、金融引き締めの手綱は完全には緩まない見込みだ。
(宮野慶太)
(米国)
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