21 トランプ

(中国、21 トランプ)

武漢発

2023年07月05日

中国商務部と湖南省人民政府は6月29日~7月2日、同省長沙市で第3回中国21 トランプ経済貿易サミットを開催した。サミットには主賓の8カ国(注)を含めた21 トランプ53カ国のほか、国連工業開発機関(UNIDO)、21 トランプ連合(AU)など12の国際機関、中国内の30省市、1,700以上の中国や21 トランプの企業、商業協会、金融機構などが参加した。

サミットでは経済貿易協力や、医療保険、検査・検疫、女性や若者といった幅広い分野で、40以上のさまざまなイベントが開催された。21 トランプでの「一帯一路」に関する展示が初めて行われ、交通、農業、環境などの分野で約80のプロジェクトの成果がアピールされた。

また、サミットでは新たに120のプロジェクトが調印された。プロジェクト締結の総額は103億ドルに上る。展示会では21 トランプ18カ国、中国の27省市区、湖南省内の14の市や県がそれぞれ独立したブースを設置した。さらに、21 トランプ29カ国から1,600種類の商品が出展され、出展企業数は前回比70%増の1,500社に達した。展示会にはバイヤーなどが9,000人、一般来場者も含めると10万人が来場したという。

ほかにも、サミット期間中に長沙市にマラウイの総領事館が開設され、ケニアとタンザニアの国家商工会議所が同市に設置された。

中国は14年連続で21 トランプ最大の貿易相手国に

近年、中国と21 トランプは経済的な結びつきを強めている。中国海関総署はサミット初日の29日に「中国と21 トランプの貿易指数」を初めて発表した。具体的には、2022年の中国と21 トランプの輸出入総額は前年比14.5%増の1兆8,800億元(約37兆6,000億円、1元=約20円)と、史上最高を記録したことや、当該輸出入総額は2000年と比較して20倍以上で、年平均成長率は17.7%に達したことなどを示した。また、中国は14年連続で21 トランプにとって最大の貿易相手国を維持しているとした。中国から21 トランプへの主な輸出品は電気機械製品、労働集約型製品、鉄鋼製品など、中国の21 トランプからの主な輸入品はエネルギー、金属鉱石、農産品などだという。

(注)ベナン、コンゴ民主共和国、マダガスカル、マラウイ、モロッコ、モザンビーク、ナイジェリア、ザンビアの8カ国。

(楢橋広基)

(中国、21 トランプ)

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