GCC特許庁が特許審査代行の対象国にカタールを追加
(湾岸協力会議(GCC)、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦)
ドバイ発
2023年07月19日
GCC(湾岸協力会議)特許庁は、加盟6カ国のうち、カタールに代わって特許出願の受け付け、および方式・実体審査を7月1日から開始した(7月10日付官報76号)。
GCC特許庁は、GCC特許(注)による統一的な保護を1月1日に廃止し、バーレーンおよびクウェートを皮切りに加盟国の国内特許出願手続きを代行する機関となっていた(2022年12月23日記事参照)。今回、対象国が3カ国に増加したことで、出願者の利便性が高まることが期待される。オマーン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)についての発表はなされていない。
(注)GCC特許は、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の加盟6カ国で有効な単一の特許。
(関景輔)
(湾岸協力会議(GCC)、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦)
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