イスラエル軍、ヨルダン川西岸地区のブラック クイーン ブラック ジャックニンで軍事作戦を開始

イスラエル軍は7月3日未明、ヨルダン川西岸地区のブラック クイーン ブラック ジャックニンで軍事作戦を開始した。ベンヤミン・ネタニヤフ首相は同日、国防相らと軍事作戦の進捗に関する合同安全保障評価を行った後、声明を発表した。同首相は声明において、「イスラエル国防軍（IDF）は、ブラック クイーン ブラック ジャックニンにおけるテロに対する大規模な作戦を開始した。司令部を破壊し、かなりの武器を押収している。イスラエル国民に静けさと安全を取り戻すため、必要な限りこの行動を続ける」と述べた。

パレスチナ自治政府によると、4日日本時間午前9時時点で9人が死亡、100人以上が負傷したとしており（7月4日日本時間午前9時時点「i24ニュース」）、オマーン、エジプト、ヨルダン、アラブ首長国連邦（UAE）、アラブ連盟などがイスラエルの作戦に非難を表明している。一方、7月3日付「タイムズ・オブ・イスラエル」紙によると、米国のホワイトハウスは、「イスラエルの安全保障と、ハマス、パレスチナ・イスラム聖戦、その他のテロリスト集団から国民を守る権利への支持」を表明している。

一方、国内政治をめぐっては、ネタニヤフ政権が推し進める司法改革（ネタニヤフ政権、ブラック、関連ブラック クイーン ブラック）に対する抗議デモが26週目に突入した。7月3日は数千人がベングリオン空港に集まり、37人が逮捕されたとしている（７月3日付「yネットニュース・ドットコム」）。

（中溝丘）