中国東方航空、7月から武漢～成田の直行便運航を再開

中国東方航空は、7月1日から湖北省武漢市の武漢天河国際空港と日本の成田国際空港を結ぶ定期直行便を再開させることを発表した。同便は火曜日と土曜日の週2往復で運航される（添付資料表参照）。

なお、中国ネット旅行代理店大手の「携程旅行網（Ctrip/シートリップ）」や「飛猪（Fliggy/フリギー）」などでは、同便の航空チケットの販売がすでに開始されている。

日系企業のビジネスの活性化に期待も

武漢市と日本を結ぶ定期直行便は2020年1月まで運航されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大以降、同便の運航は停止した。在湖北省日系企業から同便の運航再開を求める声は多く、実際にジェトロ武漢が在湖北省日系企業を対象に定期的に実施している「湖北省のビジネス環境に関する実態把握」でも、「湖北省政府、地元政府への要望事項」として「日本との定期航空便の早期再開」を選択する企業は常に8割を超えていた（）。同便の再開により、武漢市と日本の往来がスムーズになり、武漢市や湖北省における日系企業のビジネスがさらに活性化されることが期待される。

（楢橋広基）