インテルが約250億ドルを投資して新工場設立へ、イスラエル財務相が首相に報告
(イスラエル、米国)
テルアビブ発
2023年06月19日
イスラエルのベザレル・スモトリッチ財務相らは6月18日、米国半導体大手インテルと財務省との間で行われた交渉が成功裏に終了したことをベンヤミン・ネタニヤフ首相に報告した。
イスラエル財務省によると、インテルは約250億ドルを投じてテルアビブ南部のキリヤット・ガットに新工場を設立し、数千人を追加雇用するという。インテルは2027年までに工場の操業を開始し、少なくとも2035年までは操業することになっている。インテルは投資の見返りとして、投資奨励法(ECIL)に基づき、投資総額の12.8%に相当する額の助成を受けることになるという。
ネタニヤフ首相はスモトリッチ財務相の報告を受けて、「国際企業によるイスラエルへの史上最大の投資額である900億シェケル(約3兆5,910億円、1シェケル=約39.9円、約250億ドル)というイスラエル経済にとってとてつもない成果を歓迎する。これは、イスラエル経済に対する大きな信頼の表れだ」と述べた。
(ガブリエル・ホドス、中溝丘)
(イスラエル、米国)
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