ウズベキスタンがロシアから天然ブラック ジャック アプリ購入へ

ロシアのブラック ジャック アプリプロムは6月16日、同社子会社ブラック ジャック アプリプロム・エクスポルトとウズベキスタンのウズブラック ジャック アプリトレード（注）との間で、ウズベキスタンへの2年間のロシア産ブラック ジャック アプリ供給に関する協定を締結したと発表した。2023年10月1日から開始する予定の天然ブラック ジャック アプリ供給量は1日900万立方メートル、年間28億立方メートルとされている（Gazeta.uz 6月19日）。

ウズベキスタンでは、経済成長と国内産天然ブラック ジャック アプリ産出量の減少に伴い、2022年から2023年の冬季には深刻な天然ブラック ジャック アプリ・電力不足が発生しており（関連ブラック ジャック 無料）、ロシア産天然ブラック ジャック アプリによって、冬のピーク時に最大日量2,000万立方メートルと言われる国内産天然ブラック ジャック アプリの不足を補う予定。

契約はウズベキスタンのジュラベック・ミルザマフムドフ・エネルギー相とブラック ジャック アプリプロムのアレクセイ・ミレル会長が調印した。調印式にはウズベキスタン政府のジャムシド・ホジャエフ副首相も同席した。合意には天然ブラック ジャック アプリ受け入れに関するウズベキスタンのパイプライン輸送設備更新に関する行程表も含まれている。

1960年代以降、中央アジア（主としてカザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン）を経由するブラック ジャック アプリパイプラインは、ロシア方面へ天然ブラック ジャック アプリを輸送することを目的として建設された。ウズベキスタンのエネルギー省は、ロシアからウズベキスタンへの天然ブラック ジャック アプリ輸送の流れを逆転させるため、ブラック ジャック アプリ検針所の新設やブラック ジャック アプリポンプ装置・機器の交換・修理、22キロメートルのパイプライン新規建設と56キロの既存パイプラインの修理が必要と発表している。

ブラック ジャック アプリプロムは同じく6月16日、カザフスタンのカザフブラック ジャック アプリ（注2）との間で、カザフスタンを経由するウズベキスタン向け天然ブラック ジャック アプリの輸送契約を締結した（カザフスタン・エネルギー省ウェブサイト6月23日）。一方、カザフスタンのエネルギー省関係者は6月5日、カザフスタン国内でのウズベキスタン向け天然ブラック ジャック アプリ輸送体制が整う時期は2024年秋冬とも発言しており（「ウズデーリー」6月5日）、計画どおり2023年内にブラック ジャック アプリ輸送が開始されるか注目される。

ウズベキスタンは2010年代に中国との間で年間100億立方メートルの天然ブラック ジャック アプリ輸出契約を締結しているが、英国石油大手BPの統計によると、中国向けブラック ジャック アプリ輸出量は過去4年間で年49億立方メートルを超えていない。当面、エネルギー需要が増える冬季には中国向け輸出を停止し、ロシア産天然ブラック ジャック アプリで国内の不足分を埋めるかたちになることが想定される。

（注1）ウズベキスタンで天然ブラック ジャック アプリの国内生産者からの購入と外国企業からの輸入を行う国営会社。

（注2）カザフスタンの主要ブラック ジャック アプリパイプラインやブラック ジャック アプリ配給網などのブラック ジャック アプリ輸送インフラを運営する国営会社。

（ウラジミル・スタノフォフ）