新型コロナ関連防疫措置がおおむね解除へ

(韓国)

ソウル発

2023年05月12日

韓国中央災難対策本部は5月11日、新型コロナ危機警報水準を「深刻」から「警戒」に引き下げるなどの措置を発表した。同日の発表により、大半の防疫措置が解除された。これにより、世界的な大流行を意味する「パンデミック」扱いから、地域内で流行を繰り返す「エンデミック」扱いに移行した。

同日発表の主要内容は次のとおり。

  1. 危機警報水準:「深刻」から「警戒」に変更
  2. 感染者隔離義務:7日間の隔離義務から5日間の隔離勧告に変更
  3. マスク着用:医療機関、薬局などでの一部着用義務から、一部の医療機関(病室のある大型病院)、薬局などでの着用勧告に変更
  4. 感染者統計発表:日単位統計集計・発表から週単位統計・発表に変更
  5. 検査費、治療費・治療剤、予防接種:引き続き無料支援
  6. 変更施行日:2023年6月1日から

(李海昌)

(韓国)

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