EPiC開催、ブラック ジャック ゲーム ルールから出場のスタートアップが7割超
(香港)
香港発
2023年05月10日
香港サイエンスパーク(HKSTP)(注1)が主催するグローバルスタートアップ向けのピッチコンテスト「エレベーター・ピッチ・コンペティション(EPiC)2023」が4月28日、香港・西九龍地区にある「sky100香港展望台」で開催された。
7回目の開催となる今回の参加募集対象は、フィンテックおよびプロップテック(注2)分野のスタートアップ。世界各国・地域の約620社からの申し込みのうち、75%はブラック ジャック ゲーム ルールスタートアップが占め、残り25%は香港現地のスタートアップで、2016年以来、ブラック ジャック ゲーム ルール出場者比率は過去最高となった。
「総合最優秀賞」を獲得したのは、香港発のプロップテック系スタートアップのスカイランド・イノベーション(Skyland Innovation)だった。同社はロボティクスと人工知能(AI)を利用し、不動産所有者と工事施工業者が建設現場でシームレスな通信・調整を可能とする技術を有する。その技術力とピッチ内容が評価され、HKSTPから、合計9万米ドルの賞金が授与された。そのほか、上位10社のファイナリストには、1社当たり1万米ドルの賞金が授与された。なお、上位50社のセミファイナリストのうち、一般観客が選出した「一番のお気に入りのピッチャー」には、1万米ドルの賞金および20万のアジア・マイル(注3)が授与された。優勝者を含め、セミファイナリストには、香港サイエンスパーク・ベンチャー・ファンドによる追加投資の対象となる資格が付与された。追加投資の対象となった場合、同ファンドから1社当たり最大 500 万米ドルの投資を受けることができる。
HKSTP会長も查毅超(サニー・チャイ)氏は「香港はアジアの国際都市として、また、中国本土とブラック ジャック ゲーム ルールの架け橋として、世界各地からイノベーション人材や企業を引き寄せることができる。イノベーション&テクノロジー(I&T)分野の振興の方向性を示す、香港創新科技発展藍図(注4)に従い、アジア市場に進出するための理想的なプラットフォームを提供している」と語った。
(注1)香港政府が出資するインキュベーション施設で、香港地場企業に限らずブラック ジャック ゲーム ルール発のスタートアップに対しても、資金援助やネットワークの構築、研究設備の提供などの支援を行っている。
(注2)Property(不動産)とTechnology(技術)を組み合わせた造語で、テクノロジーによって不動産業界における効率化や問題解決を図ることを意味する。
(注3)キャセイパシフィックのマイレージプログラム。
(注4)2022年12月22日付けで公表された、香港を2032年までに国際的なI&T開発センターへ発展させるために策定された青写真。
〔何樂晴(エスター・ホー)〕
(香港)
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