シーメンスヘルスケアが深セン市に約200億円を追加投資、研究開発・製造拠点を設立
(中国、ドイツ)
北京発
2023年05月29日
ドイツのシーメンスヘルスケアグループの西門子(深セン)磁共振と深セン市南山区政府は5月22日、戦略的協力枠組み協定を締結した。シーメンスヘルスケアは、協定に基づき10億元(約200億円、1元=約20円)の追加投資を行い、先端医療設備の研究開発・製造拠点を設立する。
シーメンスヘルスケアのベルント・モンタグ最高経営責任者(CEO)は「中国市場はシーメンスヘルスケアにとって極めて重要」とし、深セン市に新たな拠点を設立する理由として、そのイノベーション能力とパイオニア精神の高さを挙げた。
シーメンスヘルスケアにとって西門子(深セン)磁共振は、ドイツ本部を除くと最大の研究開発・生産拠点の1つとされ、磁気共鳴や血管造影に関するシステムや医療用電子部品の研究開発・生産を行っている。
(河野円洋)
(中国、ドイツ)
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