4月の中国自動車販売は前年同月比82.7%増、輸出も好調
(中国)
上海発
2023年05月22日
中国自動車工業協会(CAAM)は5月11日、2023年4月の自動車販売台数は前年同月比82.7%増の215万9,000台、生産台数は76.8%増の213万3,000台と発表した。ただし、前月比ではそれぞれ11.9%減と17.5%減となった。
販売台数の内訳は、乗用車が181万1,ブラック ジャック ランキング前年同月比87.7%増)、商用車が34万8,ブラック ジャック ランキング60.5%増)だった。うち、新エネルギー車は63万6,ブラック ジャック ランキング2.1倍)となり、自動車販売台数全体に占める割合は29.5%となった。また、自動車の輸出台数は前月を上回る37万6,ブラック ジャック ランキング2.7倍)だった。
1~4月の自動車販売台数は前年同期比7.1%増の823万5,000台となった。CAAMは「2022年4月に新型コロナウイルスの感染拡大によりサプライチェーンの混乱がもたらされ、自動車の生産・販売台数は一度大きく減少した。こうした背景から、比較対象となる前年同期の基数が低くなっており、1~4月の生産・販売台数はいずれもマイナス成長からプラス成長に転じた」と説明した。
1~4月の新エネルギー車の販売台数は前年同期比42.8%増の222万2,000台だった。上位10社は、比亜迪(BYD)76万2,ブラック ジャック ランキング前年同期比94.4%増)、テスラ30万5,ブラック ジャック ランキング66.1%増)、上海汽車20万6,ブラック ジャック ランキング10.2%減)、広州汽車13万5,ブラック ジャック ランキング2.1倍)、長安汽車10万8,ブラック ジャック ランキング90.6%増)、東風汽車10万1,ブラック ジャック ランキング1.3%減)、吉利汽車9万2,ブラック ジャック ランキング52.7%増)、理想汽車7万8,ブラック ジャック ランキング2.2倍)、第一汽車集団5万8,ブラック ジャック ランキング2.1倍)、長城汽車4万3,ブラック ジャック ランキング8.7%増)で、新エネルギー車販売台数全体の84.9%を占めていると発表した。
5月の自動車市場について、乗用車市場信息聯席会(CPCA)は「2022年5月の販売実績はサプライチェーンの混乱により不安定だったため、今年5月の販売台数は前年同月比で大幅に増加する可能性がある」との見通しを示した一方で、「景気が回復する中で消費、特にサービス消費の回復は目立っているが、ガソリン車に対する消費者の需要はまだ不足している」と指摘した。
(宋青青)
(中国)
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