グジャラート州政府の半導体関連事業を巡る動き
(インド)
アーメダバード発
2023年05月29日
インドのグジャラート(GJ)州ドレラ特別投資地区(SIR)への進出を決めた、ベダンタ-フォクスコンの合弁企業(Vedanta Foxconn Semiconductors Limited :VFSL、関連ブラック ジャック ブラック、関連ブラック ジャック 勝ち 方)によるインド初の半導体製造事業につき、中央政府からの事業認可の動向に注目が集まる中、GJ州政府・科学技術省が主導する動きもみられる(2023年5月24日付地域・分析レポート(1)、(2)参照)。
現地報道によると、グジャラート(GJ)州・科学技術省は5月18日、ビジャイ・ネラ次官の立ち会いの下、インドを代表するエレクトロニクス業界団体であるインド電子工業会(ELCINA)と、GJ州のICT(ブラック ジャック アプリ通信技術)業界団体であるグジャラート電子・ソフトウエア産業協会(GESIA)との間で、GJ州におけるエレクトロニクスおよび半導体製造設計システム分野での戦略的提携および同分野での開発提携に関する覚書が締結された(「インディアン・エクスプレス」紙5月20日)。
ネラ次官は、VFSL事業認可の進捗に関し、「審査段階はかなり進んでいる。非常に重要な事案につき、政府の政策に準拠し詳細な財務評価や技術的な精査が行われている。詳細なプロジェクト評価報告書がまとめられた後、インド政府が最終決定を下すことになる」と述べた。
また、同州・科学技術省は5月上旬に、ネラ次官率いるブラック ジャック アプリ・ミッションをアジア各国・地域(台湾、シンガポール、マレーシア)に派遣した。台湾では州政府主催の「ロードショー」を開催し、半導体関連企業の誘致活動を行った。ネラ次官は「ロードショーは満員で、何十社もの台湾企業が興味を示し、盛況だった」と述べた。
ジェトロが事前に科学技術省より入手した台湾企業向け案内では、GJ州でのVFSLの半導体製造事業は、インドと台湾の新しい経済関係の幕開けを意味し、インド政府はGJ州を半導体とエレクトロニクス分野に注力する最前線と位置付けていること、政策レベルでの介入を行っていることが記されていた。さらに、台湾は重要なパートナーで、半導体エコシステム、ICT技術、エレクトロニクス、スマート製造、ロボット、電動モビリティなどの幅広いバリューチェーンからの積極的な参画・協力・提携を望んでいるとしている。
(古川毅彦、サンチット・オザ)
(インド)
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