米KBR、アビナからメキシコ湾岸のグリーンアンモニアプロブラック ジャック アプリクト受注

(米国)

ヒューストン発

2023年04月06日

アンモニア製造で独自技術を有する米国KBR(本社:テキサス州ヒューストン)は4月4日、グリーン水素・燃料事業を手掛ける米国アビナ・クリーン・ハイドロブラック ジャック アプリン(本社:ニュージャージー州ショート・ヒルズ)と、米国メキシコ湾岸のグリーンアンモニアプロブラック ジャック アプリクトに関して契約外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますしたと発表した。

同契約により、KBRは日量2,200トンのグリーンアンモニア製造に向けて、アビナに対して、プロセス技術ライセンスとエンジニアリング設計を提供する。

発表によると、アンモニアは水素の運搬役として、発電や海上輸送の脱炭素化において主導的な役割を果たすと広く認識されている。アビナがKBRの設計を活用することにより、電解からアンモニア合成までグリーンアンモニアの製造を統合的に実施できるとしている。

KBRの技術担当プレジデントのダグ・ケリー氏は「アビナが北米最大のグリーンアンモニアプロブラック ジャック アプリクトに当社の技術を採用したことを光栄に思っている」「本プロブラック ジャック アプリクトは、グリーンアンモニアが商業規模で経済的に生産できることを強調するものであり、アビナと緊密に協力し、成功裏に実施できることを楽しみにしている」と述べた。

KBRのアンモニア製造プロセスは、生産製造量ベースで世界シェアの約50%を占めるとされ、1943年以来、世界中で250以上のアンモニアプラントのプロセス技術ライセンスとエンジニアリング設計を提供してきたとしている。

KBRは脱炭素化の取り組みを積極的に進めており、2022年8月に、米国マクダーモットとアンモニア製造プロセスのライセンス契約を締結し(米マクダーモットとKBR、ブラック)、10月には、イタリア・テクニモントから米国でのブルーアンモニアプロブラック ジャック アプリクトを受注(米KBR、イタリア・テクニモントからブルーアンモニアプロブラック)、日量1万トンのグリーン・ブルーアンモニア供給開始(2022年11月2日記事参照)を発表した。2023年2月には、持続可能な航空燃料提供に向け、スウェーデンのバイオ燃料メーカーと提携(2023年2月22日記事参照)を発表した。

(沖本憲司)

(米国)

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