人材育成により日本での就労支援へ、パソナがスリランカ政府とMOU締結
(スリランカ、日本)
コロンボ発
2023年04月18日
パソナグループ(本社:東京都千代田区)は4月10日、スリランカの労働・ブラック ジャック ルール ディーラー雇用省と、企業進出や人材育成・就労、観光促進に関する覚書(MOU)を締結した。
同社では、日本のビジネスに関連した研修や就業機会の紹介を通じ、スリランカ人による日本企業での就労を支援していく予定だ。研修では、ビジネスマナーや日本での働き方、日本語教育などを取り扱い、日本での就業に必要な知識の習得を目指す。観光分野の研修では、自社が運営する宿泊施設などを活用することで、接遇能力の向上を図っていく。スリランカ人材の就職支援では、人材を求める日本企業を紹介するほか、スリランカ国内での就職イベントの開催も検討している。
そのほか、同社では、日本企業によるスリランカ進出支援についても取り組んでいく。日本各地でスリランカへの進出に関するセミナーを開催するとともに、パソナインディアを介したスリランカでの人材紹介を実施する。
10日に兵庫県淡路島で開催された覚書締結式典には、南部靖之パソナグループ代表取締役グループ代表のほか、スリランカからマヌーシャ・ナーナーヤッカーラ労働・ブラック ジャック ルール ディーラー雇用相が出席した。労働・ブラック ジャック ルール ディーラー雇用省は、スリランカ国内の大学や専門学校に在籍もしくは卒業した人材の紹介を通じて協力を進めていく。
(大井裕貴)
(スリランカ、日本)
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