アゼルバイジャン入国時の新型コロナワクチン接種証明書提示が不要に

(アゼルバイジャン)

欧州課

2023年04月03日

アゼルバイジャン政府決定「特別検疫体制の一部制限解除に向けた追加措置について」により、3月28日現地時間午前6時(日本時間午前11時)から全ての外国人などの空路による入国に際して、新型コロナウイルスワクチン接種証明書の提示要件が撤廃された。

同政府決定ではさらに、イベント会場やスポーツ・レクリエーション施設、大型ショッピングセンター、外食施設、ホテル、都市間(地域間)交通など、これまで訪問や利用に際しワクチン接種証明書の提示が求められていた場所でも、要件を撤廃している。

保健当局の発表によると、アゼルバイジャンでは新型コロナウイルス感染症の発生以来、83万件の感染例が記録され、約1万人が死亡したが、最近は死亡率や罹患(りかん)率が大幅に減少しているという(ノーボスチ通信3月27日)。

なお、同国での新型コロナウイルス感染拡大防止措置は4月末まで継続される方針で、現在も鉄道や自動車による入国には制限がある(インターファクス・アゼルバイジャン3月27日)。

(小林圭子)

(アゼルバイジャン)

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