モロッコ入国時の旅行者衛生フォーム提出が不要に
(アフリカ、モロッコ)
ラバト発
2023年03月22日
モロッコ空港庁(ONDA)は2月27日、新型コロナウイルス感染予防措置としてこれまで入国時に求めてきた旅行者衛生フォーム(Fiche Sanitaire du Passager)の提出義務を撤廃すると発表した。モロッコの市民生活では、公共交通機関や飲食店、職場などでマスクを着用している人の姿はほぼ見られなくなっている。
一方で、中国からの入国については、2023年1月3日から新たに通知するまでの間、国籍に関係なく入国禁止となっている。ただし、モロッコ到着の7日以前に中国を出国した渡航者は対象外で、入国が可能だ。
モロッコ当局は対応を急に変更する場合があるため、在日モロッコ大使館や旅行代理店、航空会社などで最新ブラック ジャック コツを確認することを勧める。
なお、モロッコ国内での感染拡大防止措置として、政府が2020年3月に発令して継続してきた「衛生緊急事態」については、2月28日までの延長以降の新たな公表はなく、「衛生緊急事態」が廃止されたとの見方を示している地元メディアもある。
(本田雅英)
(アフリカ、モロッコ)
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