糖尿病や不妊治療に高い関心、ヘルスケア見本市開催
(スリランカ)
コロンボ発
2023年03月20日
ヘルスケア関連ではスリランカ国内最大規模の見本市「メディケア」が、3月3日から5日にかけてコロンボで開催された。メディケアは、ヘルスケアに関連した機器やサービスの展示を通じた企業や病院間のブラック ジャック トランプ やり方促進のほか、市民の健康意識向上も目的としている。
本見本市に出展した、オムロンヘルスケア(本社:京都府向日市)の販売代理店であるバウアーズでアシスタントマーケティングマネジャーを務めるチャンディマル・ペレラ氏は「この見本市は、新型コロナウイルス感染症の流行前から出展している。主なターゲットである消費者に対して、主力製品である血圧計などを披露するうえで最適なイベントだ。2022年は輸入規制の打撃を受けたが、スリランカのヘルスケア機器市場はゆっくりだが少しずつ回復に向かっている。来場者の反応も良かった」と語った。
会場では、糖尿病に関連したブースに多くの人が詰めかけ、糖尿病への対策に高い関心を示していた。簡易診断を提供する医療機関や、血糖値を測定する医療機器メーカー、血糖値の上昇を抑える食品を販売する企業などが出展した。スリランカの大学や、スリランカの研究機関であるメディカルリサーチインスティテュートやインスティテュートフォーヘルスポリシーが2月15日に発表した、スリランカ国内の成人を対象とする調査に基づく論文では、スリランカ全体の成人の23.0%が糖尿病患者、30.5%が糖尿病患者予備軍と推定されている。これは、アジアの中で糖尿病患者の比率が最も高いとされている。
加えて、不妊治療に関する相談ブースや、視力検査を提供するブースも来場者から注目を集めていた。不妊治療分野では、インドから複数の企業や病院などが出展し、参加者からの相談に応じていた。その他、スタートアップ企業による健康状態を診断するスマートフォン向けアプリケーションの展示や、伝統医療のアーユルベーダに関連した化粧品や健康食品の販売なども行われた。
(大井裕貴)
(スリランカ)
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