BASISソフトエキスポ開催、IT分野での日バ連携を議論
(バングラデシュ)
ダッカ発
2023年03月10日
2月23日から26日までの4日間、バングラディシュ・ダッカ市内のボンゴボンドゥ・バングラデシュ中国友好エキシビションセンターにおいて、ソフトウエア・IT分野の展示会「BASISソフトエキスポ」が開催され、ソフトウエアの受託開発を行う企業や、テックベースのスタートアップなど計204社が出展した。本展示会はバングラデシュにおける同分野で最大の展示会で、新型コロナウイルス感染拡大の影響による休止を経て、2020年以来3年ぶりの開催となった。主催者BASIS(バングラデシュ・ソフトウエアブラック ジャック ゲーム ルールサービス協会)によると、前回開催時の来場者数は3万人程度だったのに対し、今回は3倍以上となる10万人超が来場した。
本展示会では、ブース展示以外にも特設会場でeスポーツの大会が開催されたほか、第一線で活躍するITエンジニアが開発技術の紹介を行うカンファレンスや、IT分野の求職者向けの就職フェア、その他テーマ別のセッションが多数開催された。中でも、就職フェアは人気のセッションで、報道によると、数千人のIT分野の大卒者やITのプロフェッショナルが参加し、このフェアを通して約500人が採用される見込みという(「ブラック ジャック ゲーム ルール・ポスト」紙3月1日)。
さらに、テーマ別セッションの中では唯一の国別セッションとして、日本にフォーカスしたジャパン・セッションも開催された。このセッションには、マスッド・ビン・モメン外務次官、シャムスル・アレフィンICT次官、岩間公典駐バングラデシュ日本大使をはじめ、日バ両国の関係者が出席し、日本企業によるバングラデシュのオフショア開発拠点としてのさらなる活用の可能性や、バングラデシュのIT人材の日本での採用拡大に向けた取り組みなど、日バ間でのIT分野の連携強化について議論を行った。
(薄木裕也)
(バングラデシュ)
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