2022年の新車販売台数、乗用自動車を中心に大幅増加
(コートジボワール)
アビジャン発
2023年02月17日
コートジボワール国内の自動車販売代理店で構成する自動車機器設備業界団体(GIPAME)によると、2022年の新車販売台数は前年より4,114台多い2万4,402台(20.3%増)だった(添付資料表参照)。業界関係者によると、中古車のユーザー層が新車を購入し始めていることが新車販売増につながっているという(関連トランプ ゲーム ブラック)。
メーカーの国別では、日本車がトップで全体の65%を占めた。続いて、中国車(14%)、フランス車(7.8%)、韓国車(7.7%)、米国車(1.6%)などとなっている。特に日本車が大きくシェアを伸ばし、日本車以外は市場シェアが縮小している。
メーカー別では、スズキが8,916台(85.5%増)と躍進し、シェアを36.5%に伸ばし、他メーカーを大きく引き離して首位を保っている。次いで、トヨタが3,093台(14.6%増)で、シェアは12.7%となった。以下、三菱自動車が1,405台(19.9%増)、ルノーが1,177台(16.2%減)、日産が1,046台(21.3%減)、現代が956台(13.1%減)、中国重汽が934台(13.8%増)、長城が928台(14.2%減)、起亜が912台(8.8%増)、マツダが614台(4.7%減)だった。
車種別では、乗用車(シェア40%)、四輪駆動車(30%)、ピックアップトラック(18%)、中・大型トラック(6トン以上、5%)、トラック(3.5トン以上~6トン未満、4%)、バス(2%)、バン・ライトバン(1%)だった。特に、乗用車はA・Bセグメントを中心にタクシー需要が拡大し、前年比72%増と、四輪駆動車を抜き最大のシェアとなった。
このうち乗用車、四輪駆動車、ピックアップトラック、トラック(3.5トン以上~6トン未満)では日本車、バスと中・大型トラックでは中国車、バン・ライトバンではフランス車がそれぞれ優勢だった。
(渡辺久美子)
(コートジボワール)
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