中国からの入境者に対するPCR検査、2月7日からとりやめ
(台湾、中国)
中国北アジア課
2023年02月02日
台湾の中央流行感染症指揮センター(CDC)は1月31日、中国と金門・馬祖地区からの入境者に対して義務づけていた搭乗前48時間以内のPCR検査結果の陰性証明保持と空港でのPCR検査を2月7日から取りやめると発表した。この措置は中国での新型コロナウイルス感染拡大と春節(旧正月)期間の人の移動の増加に伴い、1月1日から31日まで行うとされていた(中国発・香港またはマカオ経由の台湾入境者は新型コロナ陰性証明が必要、ブラック)。
CDCは同措置取りやめの理由について、1月1~29日に中国からの入境者に対して行った検査の陽性率が1日当たり25%から2%に低下していることや、中国からの観光客の受け入れは開放していないことを挙げた。
このほか、入境後の自主防疫期間中に受検する抗原検査の回数について、2月7日以降は症状がある場合に検査を行うことへ緩和するとした(関連トランプ ゲーム ブラック参照)。
(江田真由美)
(台湾、中国)
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