2022年の四輪BEV登録台数、前年比約5倍の約1万台

タイ工業連盟（FTI）は1月24日、2022年12月の電気自動車（EV）の新規登録台数を発表した。バッテリー式電気自動車（BEV）の新規登録台数は、前年同月比5.6倍の2,680台で、内訳は乗用車（四輪車）が9.2倍の1,242台、二輪車が3.7倍の1,084台などだった。ハイブリッド電気自動車（HEV）は82.5％増の4,098台（乗用車が4,071台、二輪車が27台）、プラグインハイブリッド電気自動車（PHEV）が22.8％増の679台だった（乗用車のみ）。

2022年通年のEVの新規登録台数は、BEVが前年比3.5倍の2万817台となった。内訳は、乗用車が5.0倍の9,644台、二輪車が2.6倍の9,916台などだった。HEVは78.9％増の6万4,034台で、内訳は乗用車が85.1％増の6万3,568台、二輪車が68.0％減の466台などだった。PHEVは60.5％増の1万1,331台だった（乗用車のみ）。

2022年12月末のEV累積登録台数は、前年同月末に比べて39.8％増の33万4,308台となった。内訳は、BEVが2.8倍の3万2,081台、うち乗用車が3.3倍の1万3,732台、二輪車が2.5倍の1万6,540台に増加した。また、HEVは32.2％増の25万9,812台、PHEVは36.2％増の4万2,415台だった。

（高谷浩一、ナパッサワン・ブンサンサーム）