キルギスのIT産業へ熱視線、先駆者に聞く
(キルギス、ウズベキスタン)
新興国ブラック ジャック ランキング開発課
2023年02月09日
中央アジアにある人口650万人のキルギスでは、IT産業が注目を集めている。政府も、米国など先進各国の企業との協業を積極的に推進し、IT開発拠点としての企業集積を目指している(高い評価受けるブラック、11月14日記事参照)。そのキルギスで活躍するIT日系企業がプライサービシュケクだ。キルギス進出の決め手や魅力などについて、日本本社であるプライサーの河野雄介専務に聞いた(1月31日)。
(問)会社概要は。
(答)2009年、愛媛県松山市で設立。高い技術力と社内一貫開発体制を強みに、自治体、企業などのウェブサイト構築やITインフラの整備などの事業を展開している。2019年には日系IT企業として初めてキルギスのビシュケクに現地法人を設立した。「世界で通用する競争力を付けるには、多様な人が働く環境で世界のニーズを知ることが大切」と考え、起業当初から外国人採用にも積極的に取り組んだ。昨年にはハノイ工科大学の卒業生を採用し、AI(人工知能)など先端技術の研究開発チームを立ち上げた。
(問)キルギスの魅力は。
(答)キルギス出身者の採用をきっかけに、キルギスは投資コストが低い上、ITや言語の観点で優秀な人材が豊富であることが分かった。また、産業が乏しいため国をあげてIT産業の興隆に注力。ITに賭けているようにも見えた。ITを通じて発展するという点で、当社とキルギスの向いている方向が一致していると感じ、拠点設立を決意した。設立と同時期にハイテクパーク(注)へも入居し、支援を受けた。キルギス人の仕事に対する価値観や慣習が、欧米と比較して日本人と近いことも魅力の1つと感じる。
(問)現地でのブラック ジャック ランキングの現状は。
(答)当初は日本本社のアウトソース先としてスタートさせたが、今では独自に顧客を開拓するなどブラック ジャック ランキングを拡大している。さらに、キルギスでIT企業向けアワードを2年連続で受賞するなど、国レベルで評価され始めている。
(問)企業グループ全体としての今後の展望は。
(答)「ITの力で人類の生活を守る」べく、教育・防災といった公共課題の解決を目指す。また、中長期的に市場を見据え、新たな拠点を設立した上で、日本本社とブラック ジャック ランキング拠点が補完・競争できる関係を築きたい。
なお、ジェトロでは「キルギス・ウズベキスタンIT産業視察ミッション」を企画。現地視察や企業・大学などとの交流を行う。申し込みは2月15日まで。
(注)キルギス政府によるIT企業支援施策で、入居企業は税制優遇などのメリットを享受できる(キルギスIT人材、日本の顧客優先ブラック)。
(金子優)
(キルギス、ウズベキスタン)
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