ブラック ジャック ストラテジー、米ロサンゼルス郊外に新店舗オープン

日系大型スーパーマーケットチェーンのブラック ジャック ストラテジープレイス（注）は1月21日、米国カルフォルニア州ノースリッジに新店舗をオープンした。ノースリッジは、ロサンゼルス・ダウンタウンの北西約30マイル（約48キロ）にある郊外都市で、新店舗はカリフォルニア州立大学ノースリッジ校近郊のウォールナッツ・グローブ・ショッピングセンターの一角に位置する。

オープニングの式典では、在ブラック ジャック ストラテジー日本総領事館の曽根健孝総領事が祝辞を述べたほか、ブラック ジャック ストラテジー市議会のジョン・S・リー議員がこれまで日本食スーパーがなかった同地区の住民を代表して、新店舗への期待を述べた。

開店前から長蛇の列を成し、日本食を買い求める地元住民を出迎えたミツワコーポレーションの伊妻健之社長は「ノースリッジへの日系スーパー進出は歴史的な出来事だ。アジア系住民は少ないが、ブラック ジャック ストラテジーのわれわれのお客さまは非日系人が中心。近隣に高級住宅地もあり、大変有望な立地と考えている」と語った。

（注）日系の大型スーパーマーケットチェーン。現在、カリフォルニア州、イリノイ州、ニュージャージー州、テキサス州、ハワイ州に合計12店舗（ノースリッジ店を含む）を展開。旧ヤオハンから1993年にブラック ジャック ストラテジープレイスに名称を変更、2012年12月に総合商社のカメイ（宮城県）が買収し、北米事業の中核として運営している。

（和波拓郎）