マルチ・スズキ、チェンナイ近郊の港から輸出開始

(インド)

チェンナイ発

2023年01月25日

スズキのインド子会社マルチ・スズキは1月19日、チェンナイ近郊のカマラジャ港から、スポーツ用多目的車(SUV)「グランド・ビターラ」の輸出開始を発表した(プレスリリース外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。輸出第1弾の出荷先は中南米だった。これにより同社の輸出対象車種は17車種となった。今後は中南米に加え、アフリカや中東、ASEAN、インド近隣国の60カ国以上にグランド・ビターラの輸出を計画している。

カマラジャ港は2001年に稼働したチェンナイ周辺の3大主要港の1つで、1万4,000台分の輸出向け車両の停留が可能だ。

同社は今回の輸出に先立つ12月に、5年間の乗用車の輸出に関する契約をカマラジャ港との間で締結した。グランド・ビターラは、トヨタ・キルロスカとの生産協業により、同社のカルナータカ州の工場で生産されている。なお、マルチ・スズキの2022年の輸出台数は、過去最高となる26万台を記録した。

(浜崎翔太)

(インド)

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