アジア有数の映像見本市、3年ぶりにリアル開催
(シンガポール)
デジタルマーケティング課
2023年01月05日
アジア有数の映像見本市「アジアテレビフォーラム&マーケット(ATF)」が12月7~9日、シンガポールのマリーナベイサンズで3年ぶりにリアル開催された。59の国・地域から668社が出展した。主催者のRXシンガポールによれば、会期3日間の総来場者数は3,880人(ブラック ジャック 遊び方バイヤーを含む)だった。ジェトロが会場の様子を確認したところ、オンライン商談に加え、会場で直接ブースに立ち寄って売り込むことも可能となったため、リアル商談ができるバイヤーブースは、常に満席で活気に満ちていた。
今回は日本のほか、韓国、トルコ、フランスなどが「ナショナルパビリオン」を設けた。日本パビリオンには、テレビ局や映像制作会社など24社が出展した。参加した日本企業の担当者からは「予想よりも多くのバイヤーと商談が組めた」「久しぶりの対面での商談で話が弾んだ」などの声が聞かれた。日本パビリオンにも多くのブラック ジャック 遊び方バイヤーが訪れ、「今は韓国コンテンツのみを配信しているが、次は日本のコンテンツを取り扱いたい」「日本のアニメコンテンツを探している」などの希望が寄せられた。特に、国際的な映像配給会社や東南アジアの大手テレビ局の担当者などが来場した。一方で、新型コロナ感染拡大前と比べ中国からのバイヤーの姿は少なかった。
会期中は、各パビリオンでイベントが開催された。シンガポールやフランスのパビリオンではワインを提供し、参加者同士が交流を深めていた。日本パビリオン横では、茶や日本の菓子などが提供され、参加者が列を作った。リアル開催ならではの参加者同士の交流も見られた。次回のATFは、2023年12月6~8日にシンガポール・マリーナベイサンズで開催される予定だ。
(伊藤優一)
(シンガポール)
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