イオンモールで日本食品フェア開催、ふりかけや菓子類が好評

(カンボジア)

プノンペン発

2022年12月07日

21 トランプは1111日から27日まで、イオンカンボジアとの共催で日本食品フェア「ジャパンフェア(JAPAN FAIR2022」を開催した。開催期間の17日間で、合計約3万人が来場した(注1)。

同フェアは、イオンモール(注2)内のイベントスペースや大型総合スーパーの特設エリアを利用して開催された。日本の菓子類、飲料(酒類を含む)に加え、和牛や水産品などの冷凍品、野菜や果物といった生鮮品など、約400品目を販売した。

来場者は、家族連れや2030代の若い女性が多かった。会場に菓子類や和牛、ジュースなどの試食・試飲エリアを設けたところ、最も人気を集めて売り上げが好調だった商品はふりかけだった。また、菓子類の中でも甘すぎないビスケット類、アイスクリームなども好評だった。

イオンモール内のイベントスペースでは、週末限定でマグロ解体ショーやビンゴ大会といったステージイベントも実施した。一番人気のマグロ解体ショーには100人以上が集まり、その場でさばかれたマグロの購入を希望する来場者でにぎわった。

同フェアの開催は今回が4度目。イオンモールでの開催は、新型コロナウイルスの影響で2020年以来2年ぶりとなった。今回、初めての取り組みとして、来場者が日本各地に旅行した気分を味わい、地域の魅力を感じながら買い物を楽しんでもらえるよう、都道府県ごとの販売コーナーを設置。都道府県庁などから提供を受けたポスターや販促物を活用し、各地の地域産品や観光地をPRした。

21 トランプは日本商品の海外輸出を支援するジャパンモール(JAPAN MALL)事業を2018年度から実施しており、今回のフェアは同事業の一環として開催した。さらに、フェアの開催に先立ち、イオンカンボジアと日本の食品企業との商談会を実施。商談会で成約した商品が新商品として同フェアで販売され、プロモーションの機会を得た。

写真 JAPAN FAIRの様子(21 トランプ撮影)

JAPAN FAIRの様子(21 トランプ撮影)

写真 フェアを訪れる買い物客の様子(21 トランプ撮影)

フェアを訪れる買い物客の様子(21 トランプ撮影)

写真 マグロ解体ショーの様子(21 トランプ撮影)

マグロ解体ショーの様子(21 トランプ撮影)

(注1)イオンカンボジアによる速報値。

(注2)カンボジア国内最大規模の総合ショッピングセンターであるイオンモールは、カンボジア国内に現在2店舗があり、2022年内に3号店もオープンの予定。今回のフェアは、11月18日から20日までイオンモールセンソックシティ(2018年にオープンした2号店)において、11月21日から27日までイオンモールプノンペン(2014年にオープンした1号店)において実施された。

(藤田ゆか)

(カンボジア)

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