ペガトロンがチェンナイ近郊でiPhone14の生産を開始

(インド、中国、台湾)

チェンナイ発

2022年12月02日

台湾大手の電子機器受託製造(EMS)会社ペガトロンは、インド南部のタミル・ナドゥ(TN)州チェンナイ近郊のマヒンドラ・ワールド・シティの工場で、新型スマートフォン「iPhone(アイフォン)14」の生産を開始した。インドにおける「iPhone14」の生産は、フォックスコンに続き2社目となる(2022年10月6記事参照)。

ペガトロンは、20212月にTN州政府との覚書を締結し、110億ルピー(約187億円、1ルピー=約1.7円)規模の投資を表明していた。同社工場では、20229月から「iPhone(アイフォン)12」を生産しており、従業員は7,000人強とされる。

インド生産への移行は、中国における「iPhone」の生産が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で減産を余儀なくされた結果、進展したとみられる。ただし、部品の多くは中国で生産されているもようだ。

(浜崎翔太)

(インド、中国、台湾)

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