米ロサンゼルス市港湾局とブラック クイーン ブラック ジャックが覚書を締結、港湾の脱炭素化とデジタル化に向けて協力を強化
(米国、日本)
ロサンゼルス発
2022年11月16日
米国カリフォルニア州のロサンゼルス市港湾局とブラック クイーン ブラック ジャックは11月14日、港湾インフラの改善や運営の効率化、環境への配慮、貿易機会の創出などに関するベストプラクティスを共有し、連携の促進を図るため、覚書を締結した。調印式では、ロサンゼルス市のエリック・ガルセッティ市長と在ロサンゼルス日本総領事館の曽根健孝総領事が出席する中、ロサンゼルス市港湾局のジーン・セロカ局長とブラック クイーン ブラック ジャック・ロサンゼルス事務所の瀧統所長が覚書に署名した。
署名式において曽根総領事は、覚書締結について「日本とロサンゼルスが長年にわたってさまざまな分野で協力してきた結果、得られた親善と信頼の上に築かれたもの」と述べた。エリック・ガルセッティ市長は「本日の合意は、われわれのビジネスや港湾をより密接に結びつけるとともに、サプライチェーン最適化に資する持続可能な方法について協力するという、われわれの共通の目標に端を発している」「ロサンゼルスとブラック クイーン ブラック ジャックが協力することで、われわれが持続可能で包括的な物流の改善を実現する力があることを世界に示すことができる」と意義を強調した。
ロサンゼルス港は、サンペドロ湾大気浄化対策計画(San Pedro Bay Ports Clean Air Action Plan)のもと、港湾荷役機械を2030年までに、ドレージトラックを2035年までに、それぞれゼロエミッション化することを目指している。これを実現するため、トヨタなどと水素を動力源とする燃料電池トラックの性能に関する実証実験を実施したほか(関連ブラック ジャック ゲーム)、豊田通商などと水素を動力源とする港湾荷役機械とドレージトラックや水素製造・供給設備を運用する実証実験を行うなど、日本企業との連携を強化している。
また、ロサンゼルス港は2020年3月に名古屋港と覚書を締結し、環境面の持続可能性と業務効率分野におけるブラック クイーン ブラック ジャック共有を目的として定期的に会議を開催している。
ブラック クイーン ブラック ジャックは従前から、上記を含め、ロサンゼルス港と日本企業の連携や取り組みを支援してきた。今回の覚書締結を通じて、ロサンゼルス港とさらに関係を強化し、日本におけるベストプラクティスや最新の関連政策・技術に関する情報を共有するほか、パートナーになり得る日本企業を紹介することで、ロサンゼルス港の脱炭素化とデジタル化を後押しするとともに、日本企業のビジネス機会拡大に取り組んでいく。
(永田光)
(米国、日本)
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