国際産業見本市がテヘランで開催

第22回テヘラン国際産業見本市が、10月1～4日にイランのテヘランで開催された。ジェトロは2019年以来3年ぶりに、日本の広報ブースを出展した。現在、米国などの経済制裁により、日本企業によるイランでのビジネスは困難な状況となっているが、中長期的な視点からの出展となった。

工作機械など産業分野全般を対象とする同見本市は、イラン最大規模の見本市の1つ。会場には、小型の工具から、産業用の大型工作機械、ベアリングなどの部品など多様な展示物が並んだ。

主催者によると、約3万平方メートルの展示会場に約400社が出展した。ポーランド、ベルギー、韓国、トルコ、中国、ドイツ、スペイン、日本などの計12カ国・地域から出展があったとしている。開会式の初日には、産業・鉱業・貿易省のモハマド・メフディ・バラダラン副大臣らが来訪し、会場内を巡覧した。

ブラック ジャック 勝ち 方広報ブースには、4日間で約330人の来場があり、来場者からの反応は良好だった。一方で、日本企業とのビジネスを希望しているが、制裁の影響などにより実際のビジネスを行うのは難しいとする来場者もいた。

（鈴木隆之）