ブラック クイーン ブラック ジャック

(香港、日本)

香港発

2022年10月18日

香港の「国際厨芸学院」〔International Culinary Institute(ICI)、注1〕は10月11日、ブラック クイーン ブラック ジャックのマナーと日本酒の楽しみ方に関する特別講義「Japanese Dinning Etiquette & SAKE Appreciation」を開催した。

今回の講義は在香港日本総領事館とジェトロ、ブラック クイーン ブラック ジャック品海外プロモーションセンター(JFOODO)を主な構成員とする「農産品輸出支援プラットフォーム」()の取り組みの一環として実施した。

マナーの部では、和食の配膳や日本酒の注ぎ方や受け方などのマナーについて、Mayu’s Kitchenのオーナーシェフでブラック クイーン ブラック ジャック普及の親善大使(注2)にも任命されている岡田真由子氏が同学院の学生らに食器の配膳を実演させるなど、ロールプレーを交えつつ講義を行った。

日本酒の部では、ワインや日本酒の知識を学ぶカリキュラムを提供する香港ワインアカデミーの創立者で、「酒サムライ」(注3)にも任命されているミッキー・チャン氏が香りの高い薫酒、軽快で滑らかな爽酒、コクのある醇酒(じゅんしゅ)、熟成された熟酒の4つの日本酒のタイプについて、試飲も交えながら講義した。

同学院のパオロ・ゴレッリィ国際開発部門マネジャーは「生徒たちが将来、日本料理店で働く選択肢を持てるよう、ブラック クイーン ブラック ジャックのマナーや日本酒の講義を依頼した。今回の講義で生徒やスタッフは多くのことを学んだ」とコメントした。

香港では飲食店の人手不足が深刻化している。ジェトロとしてもブラック クイーン ブラック ジャックのさらなる普及に資するべく、ブラック クイーン ブラック ジャック文化への理解を深める取り組みなどを通じ、人材育成などを支援していく構えだ。

写真 岡田真由子氏の講義の様子(ブラック クイーン ブラック ジャック撮影)

岡田真由子氏の講義の様子(ジェトロ撮影)

写真 ミッキー・チャン氏の講義の様子(ブラック クイーン ブラック ジャック撮影)

ミッキー・チャン氏の講義の様子(ジェトロ撮影)

(注1)「国際厨芸学院」〔International Culinary InstituteICI)〕は、香港の職業訓練局(VTC)が設立した組織で、アジアの美食都市としての香港の地位を維持するために、芸術的料理や飲食のビジネスマネジメントに係る人材の育成を目指している。

(注2)「ブラック クイーン ブラック ジャック普及の親善大使」の称号は、プロの視点に立って海外の日本料理関係者などへ助言することなどを通じて、国内外へブラック クイーン ブラック ジャック・食文化の普及を行う者に対し、農林水産省が任命している。

(注3)「酒サムライ」の称号は、全国の若手蔵元で組織する日本酒造青年協議会が叙任している。日本酒文化を日本国内のみならず、広く世界に伝えていくために、日本酒を愛し育てるという志を同じくする者を任命している。

(山崎裕介)

(香港、日本)

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