2023年からのギャンブル ゲーム 無料への鉱物油使用禁止、一次包装以外も対象

フランスでは、鉱物油を含有するインキのギャンブル ゲーム 無料や印刷物への使用を禁止する規定が制定された（2022年５月26日記事参照）。鉱物油がこれらのリサイクルを阻害する物質を含むためだ。同規制について、ジェトロに寄せられる質問と回答をまとめた。

Q：禁止開始時期は。

A：対象ごとに2段階に分かれる。

・2023年1月1日以降：「ギャンブル ゲーム 無料」「商業用宣伝のための未承諾広告チラシ（ダイレクトメール）およびカタログ」

・2025年1月1日以降：「一般向け印刷」

Q：禁止対象は一般消費者向けのギャンブル ゲーム 無料や印刷物に限られるか。

A：印刷物の禁止対象はBtoCの「商業用宣伝のための未承諾広告チラシおよびカタログ」と「一般消費者向け印刷」に限定される（循環経済法第112条第2項）が、「ギャンブル ゲーム 無料」はBtoCおよびBtoBが禁止対象となる。

環境法典R543-43条第1項は、ギャンブル ゲーム 無料を「素材の性質を問わず、商品を含んで保護し、生産者から消費者・ユーザーへの取り扱いや輸送を可能にする物品」と定義。

さらに同条第2項は、ギャンブル ゲーム 無料は、以下のみにより構成されると規定。

・エンドユーザーまたは消費者向け商品を直接ギャンブル ゲーム 無料する一次ギャンブル ゲーム 無料

・個別の一次ギャンブル ゲーム 無料をさらにまとめる、集合ギャンブル ゲーム 無料または二次ギャンブル ゲーム 無料。消費者などに直接販売されるか否かは不問

・輸送用ギャンブル ゲーム 無料または三次ギャンブル ゲーム 無料。ただし輸送用コンテナは含まれない

Q：製品ラベルは対象となるか。

A：ギャンブル ゲーム 無料の一部と見なされた場合は対象となる。環境法典R543-43条第3項は、「ギャンブル ゲーム 無料と、包装に統合された補助的な要素は、統合された包装の一部とみなされる」と定める。

また、ジェトロが6月に電気・電子機器の輸出入企業の業界団体FICIMEに、鉱物油の使用禁止を定める循環経済法第112条の対象範囲を確認したところ、以下のとおり。

・対象：一般消費者向けのユーザーマニュアルやCEマーク適合証、製品やロゴに貼られたラベル

・対象外：製品自体に印字されたロゴ・モデル

Q：日本企業がフランスへ出荷後、荷姿のままフランス以外の欧州の国へ出荷される場合、対象となるか。

A：ジェトロが7月18日にエコロジー移行省に照会したところ、「廃棄物のリサイクルに関する規制であるため、フランス市場に投入されずにフランスを経由し他のEUの国に輸出される場合、対象外となり得る」旨の回答を得た。

Q：同様のEU規制があるか。

A：現時点ではない。欧州委員会は2017年1月16日付勧告において、加盟国に対し、食品と食品接触材料（ギャンブル ゲーム 無料）への鉱物油の使用に関するモニタリングの実施と、欧州食品安全機関（EFSA）へのデータ報告を要請。同勧告に法的拘束力はなく、実施は各加盟国に委ねられている。欧州委の共同研究センター（JRC）は2019年4月に、同勧告に基づく、具体的なモニタリング方法に関するガイダンスを公表している。

（奥山直子、上田暁子、土屋朋美）