カジノ ブラック ジャック、G20貿易・投資・産業相会合に出席、関係国と貿易関係強化へ
(カナダ、日本、ウクライナ、スペイン、韓国、ドイツ、カンボジア)
米州課
2022年09月27日
カナダのメアリー・エング国際貿易・輸出促進・中小企業・経済開発相は9月23日、インドネシアで開催されたカジノ ブラック ジャックし、G20各国と貿易関係を強化するとの声明を発表した。
声明によると、同相は会合において、紛争解決、漁業への補助金支給、電子商取引、農業、将来のパンデミックへの準備といった、WTO改革を推進するための主要分野における協力継続の重要性を訴えたほか、持続可能な開発目標と全ての人に利益をもたらす経済成長の支援を目的とした、デジタル貿易と多国間貿易システムの強化に関する議論も進めた。
また、グローバルな医療構造、持続可能な投資とエネルギー転換、デジタルトランスフォーメーション、新型コロナウイルスワクチンへの公平なアクセス、包括的経済回復を支援するための中小企業の経済参加の促進といった、議長国インドネシアによるG20優先事項に対するカナダの支持の意向を伝えた。ウクライナ問題については、エスカレートするロシアの攻撃の継続に対して、国際秩序に対する直接的な挑戦であり、容認できないとの立場を強調した。同相は今回の会合の会期中、スペインのレジェス・マロト産業・貿易・観光相や韓国のアン・ドックン貿易相と商業関係の強化について協議したほか、インドのピユシュ・ゴヤル商工相とは、アーリープログレス貿易協定(EPTA)の交渉前進について会談した。両国は、包括的経済連携協定(CEPA)の交渉妥結前にEPTAを暫定的に結ぶことで、3月に合意していた()。
国際貿易センター(ITC)のパメラ・コーク=ハミルトン事務局長との会談では、世界経済の力強い回復にとっての包括的な貿易の重要性について協議し、特に、カナダ政府が96万ドルの資金を提供し、開発途上国の中小輸出業者が輸出能力を構築し、輸出機会を活用する際にITCを支援することを発表した。
9月中旬以降、エング貿易相は相次いで閣僚会合への参加や国外カウンターパートとの会談を行っており、9月14~15日には、ドイツで開催されたG7貿易相会合に出席し、西村康稔経済産業相や山田賢司外務副大臣と会談を行った。G7会合のニュースリリースによると、会談においてエング貿易相は、環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP、いわゆるTPP11)の成功を基盤に、インド太平洋におけるプレゼンス向上を目指すカナダの努力について強調したという。9月17日には、ASEAN加盟国の経済閣僚らとのカンボジアでの会合に出席し、45周年を迎えるASEAN-カナダ間のパートナーシップのさらなる拡大、共栄に向けてのコミットメントを示している。
(高山さわ)
(カナダ、日本、ウクライナ、スペイン、韓国、ドイツ、カンボジア)
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